Codexが一度に読める量が約2倍に。Claude CodeやGeminiアプリと比較
CodexとChatGPT WorkでGPT‑6.1 Solを使うとき、標準設定で一度に読める量が27万2千トークンから50万トークンに増えました(2026年10月13日確認)。
トークンは、AIが文章やデータを区切って数える単位です。コンテキストは、AIがその場でまとめて読める指示、会話、資料、ファイルなどを指します。
今回のアップデートで一度に読める量は約2倍になり、長いやり取りでも前の指示を踏まえて作業しやすくなります。
一度に読める量が増えると何が便利?
長い資料を読みながら要点をまとめる、複数のファイルを見比べる、これまでの会話に沿って文章を直す。こうした作業では、必要な資料と前の指示を一緒に読めると、続きを進めやすくなります。
たとえば、長い報告書と関連資料をまとめて確認したり、複数の文書で説明が食い違っていないか調べたりする場面です。一度に読める量が増えると、資料を細かく分けたり、同じ説明を何度も伝えたりする手間を減らせます。
Codex、Claude Code、Geminiアプリを比較
以下の数値と料金は2026年10月13日時点のものです。CodexとClaude Codeは、ファイルを扱いながら作業できる開発向けツールです。Geminiは、普段の調べ物や文章作成にも使える通常アプリの値を載せています。
| 利用場所 | 対象モデル・プラン | 一度に読める量 | 補足 |
|---|---|---|---|
| Codex/ChatGPT Work | GPT‑6.1 Sol | 50万トークン | 以前は27万2千トークン |
| Claude Code | Proで既定のOpus 5.5 | 100万トークン | 上限に近づくと会話を要約して作業を続ける |
| Geminiアプリ | Google AI Pro/Ultra | 100万トークン | 通常のGeminiアプリの値 |
| Geminiアプリ | Google AI Plus | 12万8千トークン | 同上 |
| Geminiアプリ | 無料 | 3万2千トークン | 同上 |
Codex
Codexは、今回のアップデートで標準設定で50万トークンを扱えるようになりました。複数のファイルや長い資料を渡して作業するときに、前より多くの情報をまとめて扱えます。
Claude Code
Claude Codeは、Proで既定のOpus 5.5が100万トークンに対応しています。上限に近づくと、それまでの会話を自動で要約し、内容を引き継いで作業を続けます。
筆者が複数のファイルをまたぐ作業で使った範囲では、Claude Codeは依頼の意図をくみ取りやすいと感じました。Codexはまだ使用量が少ないため、今回はClaude Codeの使用感だけを紹介しています。
Geminiアプリ
普段の調べ物や文章作成が中心なら、会話用のGeminiアプリも候補です。一度に読める量はプランによって変わります。
米国向けの通常月額は、ChatGPT Plusが20ドル、Claude Proが20ドル、Google AI Proが19.99ドルです。日本での価格や年払い、割引は別に設定されています。
長い資料をまとめて渡すなら、一度に読める量が足りるかを確認しましょう。普段使いでは、指示の伝わりやすさや、よく使う機能との相性も大切です。
出典
- OpenAI Thibault Sottiaux氏「GPT‑6.1 Solの既定コンテキスト長をCodexとWorkで50万トークンへ拡大」
- OpenAI Help Center「Understanding and counting tokens」
- OpenAI「ChatGPT pricing」
- Anthropic「Claude pricing」
- Anthropic「Claude Code model configuration」
- Anthropic「How large is the context window on paid Claude plans?」
- Google「Google AI plans」
- Google「Gemini Apps limits and upgrades」
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